2006年8月アーカイブ

まいぺいす

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早実が優勝して、クールな投手が涙したという話
クールという言葉には何か
微妙な誤解があると昔から思っていた。

クール、じこちゅー、天然。
これらに共通する属性は「マイペース」である、
と定義してみる。

一方で、それぞれの違いは何か?

それは認識のプロセスにおいて「自分は関係ない」と
判断をくだすポイントが違っている。と思う。

例えば、認識のプロセスを
知覚 → 識別 → 判断
と分類するとして・・

天然は、ある出来事が起こったとき、
識別自体に失敗を含んでいる。識別が正常に終了していない。
つまり、てんで話が通じていないというわけだ。

一方、じこちゅーの場合は、識別自体は成功している。
しかしその識別を「判断する」過程で失敗が起こる。
普通の人なら自分の問題と受け止める事象でも
「自分は関係ない」という結論を下してしまうのだ。

実は、クールに関しても、じこちゅーと同様
識別自体は成功しているが判断の過程で失敗が起こっている。

それではじこちゅーとクールの違いは何だろうか?

僕が思うには、
じこちゅーの判断は「意識的」に行われる。
一方で、クールの判断は「無意識的」に行われる。
つまり、あるマイペースな行いが
他人に不愉快な思いをさせていたとしても
クールには悪意はないのだ。

以上を図にすると
知覚 → 識別(天然の領域) → 無意識的判断(クールの領域) → 意識的判断(じこちゅーの領域)
となる。
(強引な分類だが、話を戻すと今まで書いたことが無駄になるので先に進もう。)

だから、同じマイペースという属性であっても
その悪意の度合いを
じこちゅー > クール > 天然
と呼んで使い分ける必要があるのではないだろうか。


〜第2章〜

早速、普段の生活を思い返してみる。
うーん・・なんのことはない
皆、すでに3つの言葉を使い分けているようだ。

とすると、普段
「じこちゅー」と他人から罵られる僕は
その意図的な悪意を見透かされ、最大限の批判を受けているのだろうか。
だれも僕を「天然」とは呼んでくれない。

いやいやいや。
落ち込むのはまだ早い。
関西では親しみのわく人物に対して「アホ」と
最大限の賛辞をこめて呼ぶ文化がある。
黒人同士はニガーと呼び合う

僕はきっとみんなに親しみをもってもらってるに違いない。
(と無感情に書いてみる)

いやはや言葉というのは難しく
人間関係は複雑を極めていくのであります。

別に悲観的にはなってないのでご安心を。

H÷T÷M÷L

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ひさしぶりにHTMLのデザインをした。

British Texstyleの特集ページ。
http://www.texstyledepots.com/british/index.html

Flashと違って、作り終えて、なんだか健康的な気分。

Flashはいろんな意味でクローズなので
作るたびにちょっと不健全な気持ちになる。
音声ブラウザで読めない、検索ロボットが読めない、
更新しづらい、など、さまざまな問題を無視して
その屍を乗り越えることで初めて
憮然とした表情でウェブ上に居座ることが出来る。
とはいえFlashも好き好んででそういう状況にあるわけではないので
それらは一つの制約と考えるしかない。

Flash vs Ajaxという戦いでも、そういった不健全さを許容できるか
許容できないかというところによってくる部分もあるだろう。
もちろんAjaxにも不健全な部分はあるし、
何を不健全と考えるかは文化的な違いにすぎないのだけど。

あっぱー

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最近やっと無気力から抜け出して
それはなぜかというと
仕事が忙しいので。

ていうか楽しい仕事というのは
いつでも忙しいもので、
そう考えると忙しくないときというのは楽しくないわけで
ていうか毎日が退屈だと無気力になって鬱になるので。

こう書くと病的ですが、そのとおり病的でして、
仕事をするとブワーッとアドレナリンがでてくるので、
そういう忙しいドライブ感というのは
結構中毒性があり、ワーカホリックというか
ワーカディクションというか、まあやっぱこれだよね
と思うわけです。
でもやりすぎると死ぬので注意しましょう。

仕事以外に楽しみがないなんてつまらないよねと同情を買うわけですが
仕事が楽しいなんて嬉しいよねとも思えるので
まあいいじゃないですかとシドヴィシャスに言いたい。

公私混同していれば、それがザ・ワールド。
時の音が聞こえるかしら。無駄なりね

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