サフランボル1

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サフランボルで泊まったのは、トルコ旅行者には
日本人宿として有名なバストゥンジュペンション。
ここにはヤスミンという宿屋の娘さんがいて、
かわいいと評判だ。

宿に入って出迎えてくれたのはそのヤスミン。
確かにかわいい。
頭にはヒジャブ(髪の毛を見せないように覆う布)を被っている。

素朴な調子で日本語を話して応対してくれる。
清楚なたたずまい。
綺麗な声。
神秘的な瞳。
吸い込まれそう、とはこのことかと思う。

もう少し外見的なかわいらしさばかりを想像していたが、
内面の純粋さのオーラのようなものも強く感じた。
なかなか日本では出会えないタイプ。
そんなわけで、いきなり惚れてしまった。

部屋に案内してくれたのはヤスミンのだんな。
残念ながらヤスミンは結婚している。
(20才のときに結婚して、いま24才らしい)

案内してもらった部屋は、昔のトルコの生活を思わせる雰囲気があった。
サフランボルは古い民家が沢山残っていて
その古い町並みが世界遺産になっている。
そして、古い町並み以外にはとりわけ見所もないので
のんびり過ごすことが出来る。

早速、散歩にでかけようと階段を降りて一階のサロンに行くと、
ヤスミンのママ(つまり宿の女将さん)がいた。
顔は似てるけどよくしゃべるおばちゃんって感じ。
基本的に英語をしゃべる。

最初は僕にかまってくれてたが、
近所のおばちゃんが入ってきておしゃべりモードに突入したら
僕の存在を全く忘れている。
そんなアンネ(トルコ語でお母さんの意味)を横目に
外に出掛ける。

とてものどかだ。
いままでと空気が違う。

話しかけて来る人も客引きとかじゃなく
親切(ちょっぴりおせっかいも含む)で話してくれるので癒される。

小さな子供は、すれ違うと挨拶してくれる。
自分の食べているお菓子を分けてくれる。
「フォートー、フォートー」と言いながら
かしこまって自ら被写体になってくれる。

夕食は家庭料理をペンションで食べさせてもらう。
アンネの手料理だ。
うまい、がめちゃくちゃ量が多い。
アンネは容赦なくオカワリを持ってくる。
意地で全部食べた。満腹。

幸せな気分で就寝。
サフランボルはいい町だ。

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このページは、hornedが2006年3月27日 00:25に書いたブログ記事です。

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